9月24日(土) 2005 J1リーグ戦 第25節
千葉 2 - 1 清水 (18:34/市原/5,805人)
得点者:'32 チョジェジン(清水)、'39 阿部勇樹(千葉)、'89 巻誠一郎(千葉)
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リーグ戦における市原臨海年内最終戦。
降格争いの中、負の怨念が渦巻いた98~00年。
優勝争いの中、不敗神話を作るも大事な試合で引き分けた03~04年。
これまでたくさんの選手、スタッフ、サポの汗と涙が染み込んだ臨海での試合は、リーグ戦では今年最後となりました。
こんな大事な試合なのに、様々な事情で自宅出発が15:30とかなり遅いスタート。台風接近の雨のせいか首都高は軒並み渋滞。結局、18:00頃に臨海駐車場5番に入庫。初めて臨海駐車場からのシャトルバスに乗車してスタジアムに到着した時には、選手紹介が終わりかけていました。
と言うわけで、今回は「今日のガマちゃん」はありません。すいません。
台風接近で天気予報通りの雨模様で、動員は期待できないと思いきや、コーナー自由メインのホーム側はいい感じの埋まり具合。5,805人は上出来でしょう。
では試合の感想を。
立ち上がり、ジェフはいきなりビックチャンスを迎えて、林が絶妙なタイミングでDFラインの裏へ抜けてGKと1対1になりますが、右足で振りぬいたシュートを見事にGKにぶち当てて得点ならず。GKのファインセーブというよりも完全に林のミスという感じでした。
その後はチャンスらしいチャンスもほとんど無く、前線からプレスを掛けまくる清水に押されてバックパスの繰り返し。徐々に清水に押され始めて、決定的な場面を作られます。結局、32分に右の市川からのアーリークロスにファーサイドで競ったジェジンの高さに負けて先制されました。あまりにも完璧なやられっぷりに、言葉もありませんでした。
しかし、その数分後に巻がエリア内中央で倒されPKゲット。帰宅してからニュース映像でこの場面を見ると、つぶれかけた巻に斉藤が見事なヒップアタックをかましてましたな。これで巻はタンカで運ばれますが、程なく試合に復帰。PKはキャプテンが落ち着いて決めて同点となりました。
後半も序盤は清水ペース。激しいプレスからボールを奪いジェフゴールに襲い掛かります。しかし今日も立石兄貴が存在感を示し、まさに神のような反応で枠内を襲うシュートをことごとく弾き返してくれました。
ジェフは工藤、水野が同時にピッチに入ったあたりから、ようやくボールが回り始めてリズムが出来始めます。さらに山岸→要田の交代で前線の人数を増やしたうえに、要田が清水DF陣を掻き回すかのような動きで攻撃が活性化してきます。
そして後半ロスタイムに入った直後、中央で水野がDF3人を引き付けて右の要田にパス。どフリーの要田がシュートのようなクロスをファーサイドの巻へ放ち、ゴール。リーグ戦最後の臨海大爆発でした。
【ボケボケですが、勝利のでんぐり!】
さて、この試合。全体的には清水の素晴しい動きばかりが印象に残る試合でしたが、試合終盤ガス欠状態で足が止まる清水の選手が多かったことと、右サイドで脅威だった太田を70分に交代してくれたことが大きかったと思います。
ジェフは23節東京V戦以降は一見ぐだぐだな内容なのに90分後には何故か勝っている試合が続いています。なんか危なっかしい綱渡りを続けているような印象です。
でも、逆に言えば相手が完璧なジェフ対策を練ってきている中でも、しぶとく勝ち続けているわけで、ある意味一昨年、昨年の横浜FMのような勝負強さが身に付いたのか?と考えながら帰宅しました。
ガンバと鹿島の首位決戦は期待通りの引き分けで、これで首位との勝ち点差が7と急接近してきました。このまま浦和、磐田の陰に隠れながら上位を狙いたいものですが、次節は鹿島とアウェイ決戦。上位叩きというよりも4月の国立での借りを倍返しするつもりで、がんばりましょう。
そして鹿島戦の4日後には、ナビ杯セミファイナル2nd.Leg浦和戦、市原臨海年内最終戦です。どうやらこの試合では臨海には珍しく緩衝エリアが作られたり、メインと自由席エリアの行き来が制限されたりと、厳戒体制の模様です。平日の臨海はどうしても参戦が厳しいので私は行けませんが、当日参戦されるジェフサポの皆様は赤い人達に負けないようがんばってください。
これから厳しい試合が続きますが、1試合、1試合、しっかりと闘って、悲願達成に1歩づつ確実に近づきましょう。
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