Jリーグ第21節新潟-千葉(新潟)観戦メモ
8月27日(土) 2005 J1リーグ戦 第21節
新潟 1 - 1 千葉 (19:02/新潟ス/40,641人)
得点者:'89 エジミウソン(新潟)、'89 林丈統(千葉)
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行ってきました。面影の街、新潟。
前日の金曜日に歯医者のため自宅へ戻っていたので、
東京13:08発のとき1号で出陣。
この新幹線は東京の次の停車駅が終点新潟なので、あっというまに新潟到着。
ホテルにチェックインしたのち、シャトルバスでビックスワンへ。
スタジアムの周りは開場を待ちわびるオレンジな人たちであふれかえっておりました。
開場後、アウェイ自由席エリアで席を確保したのですが、結果的にこの席の選択が裏目でした。
私が確保した席は、最もメイン側ブロック後段のゴール裏側のはじっこ。
ちょうど試合中に立って観戦する人と、座って観戦する人の境目の、座るエリア側でした。今日は完全敵地で負けられない試合ということもあり、ずっと立って応援していたのですが、少なくとも私の視界で同じブロックで立っていたのは、私一人だけ・・・
後ろの人に迷惑かな、と思いつつちょっと通路上に位置取りしながらも、最後はそんなことはどうでも良くなる試合展開で・・・いやいや疲れました。
この日のビックスワンは「アールビバンサンクスデイ」ということで、試合前に「私がアルビから教わったもの」と題する作文?が映像付きで披露されておりました。
アールビバンって何?という疑問はともかく、2002年以降去年までアールビバンサンクスデイは4試合あったらしいのですが、全て新潟の勝ちだったということが紹介されていました。
しかも、昨年はJ1昇格後のホーム初勝利だったということで、かなり縁起が良いとのこと。まあ、前節臨海不敗神話(リーグ戦)を破られたジェフとすれば、その腹いせには好都合な試合となりました。
さて試合。ジェフのスタメンは巻の1トップで羽生と水野がトップ下の、いわゆる1トップ2シャドー。
新潟はジェフに合わせたのか中盤を厚くした3-4-3の布陣。ですが、前半の新潟は若干引き気味で、両サイドとボランチがDFラインに何度も吸収され、5バックや6バックにして、スペースを消して守りを固めてきました。
とはいっても、新潟自慢の2人のブラジル人と鈴木慎吾のスピードあるカウンターは脅威で、ヒヤッとする場面が何度かありましたが、いまや神と化した立石兄貴が体を張って止めまくってくれました。
この日は更に勇人や阿部、坂本らが、文字通り体を張って新潟の攻撃を止めて、本当に気持ちが伝わるプレーの連発に、前半から涙が出そうになりました。
一方のジェフの攻撃は、新潟自慢のピンチフリーキッカー、リマの守備の弱点を突こうと、左サイド中心に攻めますが、堅い守りを敗れないまま前半終了。
後半は新潟が攻撃的に仕掛けたこともあり、攻守の切り替えが目まぐるしい展開となりますが、決め手に欠き、スコアレスのまま後半ロスタイムへ。
昨日のスポーツニュースを見ると、当然ながら映像はこのロスタイムの時間帯の物だけでしたね(笑)
まずは新潟の先制ゴールですが、守備の人数は十分だったのですが、
ファーで折り返したファビーニョや、中央でどフリーで居たエジミウソンのマークが完全に甘かったのは、うちらしいといえばそれまでですが、本当に残念でした。
決まった瞬間、4万人の歓声に一気に包み込まれるような感覚で、悔しさが倍増するようでしたが、新潟の選手やサポが喜んでいる時間が長かったので、もしかしたら・・・という期待がちょっとだけ沸いてきました。
すると期待通り、キックオフ直後からジェフが一気に攻め込み、ゴール前で林の信じられないようなオーバーヘッドキックによるゴール!
決まった瞬間は、もう頭の中が真っ白。
自分でも訳が分からないくらいに絶叫して、見知らぬジェフサポさんとハイタッチをしていました。(トラメガ片手に私が居たお座り観戦ブロックを一生懸命に盛り上げてくれた方。ありがとうございました。)
各メディアの試合の流れはここで終了していますが、実はこの後、本当に惜しいチャンスがありました。
林のコメントにもあるように、ここで逆転できなかったことが本当に悔しい試合でした。
新潟の選手は89分まで懸命に走り続けていましたが、先制点後は電池が切れたかのように完全に足が止まってました。
ですから本当に後半ロスタイムの4分の中で逆転も可能だったろうし、現にもう少しのところまで新潟を追い詰めただけに、何かすっきりしない気持ちでビックスワンをあとにしました。
帰りのバスの中、ホテルに戻ってからは、もう放心状態。
応援しているだけの私がこんな状態なので、選手の疲労は計り知れませんが、3日後の水曜日には、ナビスコカップセミファイナル1st.leg浦和戦があります。
気持ちを切り替えて、WIN BY ALLで浦和を粉砕しましょう!
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