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2005/02/20

将来のJEFのこと、いろいろ考えてみました

「NHKスペシャル~球団創設~楽天・プロ野球経営の舞台裏」
を見ました。
赤字経営が当然といわれているパリーグ球団経営に、
黒字経営をめざして挑戦する三木谷社長に注目した番組でした。

で、これを見ててJEFのクラブ経営が心配になってきました。
今週公開されたサポコミ議事録を見ると、
各部門責任者から様々な説明がなされていたようですが、
今年1年間の経営目標としては立派な回答ばかりです。

でも、5年後10年後のクラブをどうしたいのか。目指すべき姿は。
といった経営ビジョンの開示が不十分です。
サポコミで質問が無かったから教えないではなくて、
これは経営者の責任で積極的にアピールすべき重要な事柄だと思います。

そこで、私が勝手に個人的に思案している秘策をちょっと披露。
現在JEFが抱える最大懸案は「入場者数8年連続J1最下位」でしょう。
ここ5年間は漸進ながらも右肩上り傾向といっても、最下位は最下位です。
ここを何とかするためにどうするか。
淀川社長は今秋完成の蘇我スタの試合は全て満員にすると意気込んでますが、
仮に2006年以降、全てのホームゲームを蘇我スタで開催して、
さらに全試合満員御礼が実現したとしても、他クラブの2004年入場者数と比較すると、
新潟や浦和、FC東京、横浜といった入場者数上位クラブの足元にもおよびません。
すなわち18,500人収容の蘇我スタはJEFの経営の現状打破のきっかけにはなるが、
安定経営の決定打にはならない。ということです。
そこで、重要性を増すのが市原市の存在でしょう。

2010年千葉国体のサッカー競技開催自治体は千葉市でも柏市でもなく、市原市です。
今年千葉県で開催のインターハイのサッカー開催も市原市です。
市原市としてのアイデンティティーをサッカーに求めるチャンスが、
今後5年間で一気にやってきます。
私は市原市に国体のために巨大スタジアムを造れというつもりはありません。
市原市に期待するのは、サッカー文化の熟成です。
JEFが12年間かけてもたらした「サッカーの市原」という市原市民以外のイメージを
市原市民のために利益をもたらす仕事を市原市に期待したいのです。
その流れの延長線上に「スタジアム建設」があれば良いと考えています。
まずは市原臨海競技場の改修でも、球技グランドでも何でも良いので、
20,000人以上収容のスタジアム整備をお願いします・・・・

という台詞でJEFが市原市に説得することが必要だと思うのですが、どうでしょう。

なーんだ、結局スタジアムを何とかせいということか、
と言われても返す言葉もありませんが、
入場者数のライバル日立台に大型スクリーン設置とか
市原市のやる気が減衰とかのニュースが
ありますしねえ。やっぱり、何とかしないと。市原臨海。

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